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疲労のメカニズム

2024/01/25

こんにちは。パーソナルジムプラチナムの佃です。

皆さんは日々疲労を感じることがありますか?

仕事、学業、運動など原因はさまざまですが
体や脳、心が疲れることが必ず誰にでもあると思います。

そもそも疲労とは疲れること、
くたびれることという意味で、
もう少し細かく言うと
「体がある機能を発揮した結果、その機能が低下する現象」です。

例えば、歩くだけでもそのうち足は疲れてきますし、
勉強し続けると脳が疲れてくるといったものです。

労働者の70%が毎日疲れているというアンケート結果が
あるくらい現代社会でも大きな問題の1つになっています。

原因としてはデジタル化によって
脳や目が疲れやすくなっているということや
便利な生活によって運動不足になる人が増えて体力が低下していることが考えられます。
可能であれば疲労は感じたくないと考える人も多いと思いますが、
実は疲労を感じることにもちゃんとした役割があります。

それは体の異常を知らせてくれるということです。

本来、人間は怪我をしたら治っていくように
疲労した体もしっかり休めば回復していきます。

しかし、疲労しているのに気づかずそのまま運動や作業をし続けると、
回復できないまま疲労は抜けていきません。

そのため、人間には疲労を感じるという感覚が備わっており、
疲労を感じた時には迷わず休む選択を取ることが大切です。

では、もし疲労していても休まず活動し続けると人間はどうなっていくのでしょうか?

人間の体は活性酸素という物質が増えて蓄積されていくと疲労状態になります。
そして活性酸素が蓄積され続ける状態が続くと老化につながります。

つまり、疲労を溜めている人ほど早く老化しやすいということです。

それだけでなく、
うつなどの精神疾患やメタボリックシンドローム・高血圧・糖尿病といった病気、
さらには過労死や交通事故のリスクも増大してしまいます。
こういったことを避けるためにもやはり疲労回復と運動は不可欠です。

次に疲労のメカニズムについて説明します。
疲労は次のような流れで生まれます。

1過度な肉体的・精神的活動によって酸素を多く消費する。

2活性酸素が出現。(酸化)

3活性酸素が細胞のエネルギーを作り出す状態を低下させ、健康な細胞も傷つける。(老化)

4傷ついた細胞から老廃物が出現。

5老廃物に含まれる疲労物質が脳に疲労のシグナルとして送られる。

6さらに細胞が傷つき、細胞や組織の機能が低下する

この6の段階で外見にしみやしわ、
肌荒れといった変化が出る頃には疲労や老化が進行していることになります。

皆さん疲労には注意しましょう。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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