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生理痛を助長する食事とは?

2023/11/10

トレーナーの太田です。

生理痛は、月経にまつわる代表的な不調として知られており、多くの女性が悩んでいると思います。

今回は、生理痛が起こる原因とともに、生理痛を軽減するためにはどうすれば良いか栄養学的アプローチでお伝えします。

生理痛は、子宮が経血を外に押し出そうとして収縮し、同時に子宮内膜の中のプロスタグランジンという発痛物質を分泌することから起こるもので、痛みには個人差があります。

この発痛物質が血液中を流れることで、頭痛などを招く場合もあります。

 

1,生理痛を助長する食事

先に助長する食品から書くと、

○オメガ6

○砂糖

○アルコール

です。

まず、砂糖は健康に良い点は、ほとんどないに等しいです。特に白砂糖に関しては、ミネラルもなく、血糖値の増減を激しくさせます。血糖値の増減は精神の安定性にも繋がり、ストレスを感じているときに砂糖を摂ることは一時的な多幸感に包まれますが、血糖値の急降下で、また気分も沈んでしまいます。

こういった、砂糖の内容を踏まえた上で、糖質というのは、良い物、悪い物とありますが、糖質を吸収する際には、大量のビタミンを消費します。その中でも、特に砂糖は、消化・吸収を行うときに、多くのビタミン・ミネラルを使用します。

吸収の過程において、身体の中のビタミン・ミネラルを大量に消失することで、身体の中のコラーゲンが生成されなくなったり、粘膜の炎症も引き起こしてしまいます。

ビタミンが身体から消失すると、血管の拡張が起こります。血管の拡張が起こることで、人間の身体はヒスタミンという成分を分泌します。このヒスタミンというのは、身体の炎症反応を起こすことや起きやすくすることが分かっています。

ヒスタミンが多く分泌されることによって、炎症に犯されやすい、身体になってしまいます。

アルコールも同様に、体内でアルコールを分解する過程で、ヒスタミンが多く分泌されます。

そして、オメガ6、これが最も重要になります。

オメガ6は身体の中で、アラキドン酸に変化し、その後、プログスタランジンに変化します。プログスタランジンという物質は、身体の中の、損傷部位や炎症部位で起きているブラジキニンという神経痛反応である、痛みを感じているところで分泌されます。

このタイミングでオメガ6を多く含む、肉や油を多く摂ってしまうと、プロスタグランジンとブラジキニンが相互反応してしまい、痛みを助長してしまいます。なので、生理の近いタイミングで肉や油を多く含む食事をしてしまうと、より生理痛の症状を強めてしまいます。

 

2,生理痛を軽減する食事

先程まで説明した、痛みを助長する食事とは反対に、痛みを抑えるためにはどういった食事をすればよいのか説明します。

軽減する栄養素は、

○オメガ3

○ビタミンA

○ビタミンC

○ビタミンE

まず、オメガ3とは、αリノレン酸、DHA、EPAです。DHA、EPAは魚に多く含まれる油で、αリノレン酸は植物由来の油に多く含まれます。(アマニ油、エゴマ油etc…)

オメガ3を積極的に摂ることで、痛みの解消につながります。

抗酸化作用のある、ビタミンも痛みの緩和には、非常に効果的です。

ビタミンAが含まれている食品を摂ることで、ヒスタミンの過剰分泌を相殺してくれる効果が期待できます。

ビタミンC、Eはストレスに対抗してくれるビタミンになるので、ストレスからくる砂糖の過剰摂取を防ぐためにも、積極的な摂取が大切です。

生理前のストレスが溜まりやすいタイミングで、抗酸化作用のあるビタミンを積極的に摂ることで、生理前の体調不良も緩和されます。

こういった、抗酸化作用のあるビタミンと、オメガ3をしっかり摂ることで、頭の炎症反応を抑えてくれます。

 

生理痛で悩まれている方は薬に頼る前に、普段の食事を見直すことや、必要な栄養を摂取することで、症状が改善されるかもしれません。是非実践してみてください。

 

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