こんにちは
オーナーの中島です。
さて、早速ですが皆さんが人生で1番大事だと思う仕事はなんでしょうか?
上司への報連相??
部下の教育??
業種によって様々でしょう。
ちょっと質問が大雑把すぎますね(笑)
では、人生で1番大切なことはなんでしょう??
私が思うに、それは『思い出作りです』
死の間際、人は何を思うでしょうか?
それは自分がその局面を迎えないことにはなんとも言えないことでしょう。
ただ、「ああ。。。もっとこうしておけばよかったなあ」とだけは思いたくはないですよね。
最近、というか絶賛読んでいる本があります。
ジャン!
DIE WITH ZERO 〜ゼロで死ね〜
という本です。なんとも興味をそそるタイトルw
言葉通り、金は使い切って死になさい、という本です。
長くなりますので、色々割愛しますが、この本で作者が1番伝えたいことは
お金の使い方を最適化しよう、ということです。
例えば、80歳のおじいちゃんが持つ100万円と25歳の持つ100万円では全く価値が違いますよね。
人生の1番大事なことが思い出作りである、これを前提とすると
80歳のおじいちゃんは100万円でどんな思い出が作れるでしょうか?
旅行に行くにも、健康面で不安です。
趣味にゴルフでも始めようかと思っても、今更感が否めません。
それでは25歳の青年はそうでしょうか?
1人でアメリカ旅行へ行くもよし、100万円を元手に起業するもいいでしょう。
ゴルフだって、テニスだって始めれます。
25歳なら100万あれば、人生180度変えることだってできるのです。
現実に戻りましょう。
皆さん(僕も含めて)、老後に備えて貯蓄しましょう、と教えられてここまで生きてきました。
そしてそれを実行して生きています。
アメリカのデータになりますが、年齢と資産のデータをまとめてみると
多くの人は、老後に備えて貯めてきたお金を1円も使わないどころか
年齢とともに増やしている傾向があるようです。※これは日本も同じ?
なんとも不思議w
アメリカが日本と大きく違っているのが
自身の資産の大半を株式や債券などに投資しているため
そこから得られる利息や配当金などが資産を増やす原因なのでしょう。
では、なぜ人々は
使わない老後資金のためにいろんな経験や娯楽などの幸せを先送りにし
せっせと働き、お金を貯めこむのでしょうか。
もっと若く、いろんなことに意欲が湧く年齢にお金を使い
お金と引き換えにたくさんの経験を通して、素晴らしい思い出を作れたはずなのに。。。
と作者は述べています。(僕自身もそう思います)
この本はアリとキリギリスの寓話から始まります。
アリは冬に備えてせっせと働き、キリギリスは今を全力で楽しんでおり
いざ冬を迎えると、キリギリスは冬を乗り越えられませんでした。(合ってる?笑)
ここで素朴な質問ですが、アリはいつ遊べるのでしょうか?
なんとか老後までに老後を生き抜く資金が貯まっていたとしても
それを有意義に使うことができるのでしょうか?
人それぞれ経済環境が違いますから、一概に
「もっと贅沢しろ」「もっとお金を使え」とは言えません!
ただ、もう少しアリとキリギリスの『中間』を目指すことができれば
本当に有意義で幸せな人生が送れるのではないでしょうか?
他にも、じゃあ子供に残すお金はどうするの?
死ぬ前にお金を使い切っちゃうんじゃないの?
などの疑問にもこの本には作者の回答が用意されています。
2021年(確か)に発売されたばかりなので、Amazonや本屋さんでぜひ買って読んでみてくださいね!
まじでおすすめです!!!
それでは。