トレーナーの太田です。
前回のミネラルの続きで、今回は日常生活において、不足しやすいミネラルと不足しやすい原因についてお伝えします。
日本の自然環境として、国土のほとんどが火山灰地のため、国土に含まれるカルシウム量が多くありません。
その影響で、飲み水や野菜、果物に含まれるカルシウム量が海外よりも少ないため、日々の食生活で積極的にカルシウムを多く含む食品を摂る必要があります。
また、食の欧米化により、カルシウムを多く含む魚を食べる機会が減ったことも、カルシウム不足の要因の一つです。
精神的ストレスなどでマグネシウムはどんどん尿から排出されてしまいます。
さらにカルシウムと同様、食の欧米化により偏った食生活が多くなり、マグネシウムを多く含む魚やひじき、わかめ、納豆などを積極的に食べる機会が減ったことも原因の一つといえます。
鉄不足の場合、食事から十分な鉄を摂取できていないことに加え、鉄の吸収を良くするビタミンCが不足していることも原因の一つとして挙げられます。
特に女性は、周期的に生理出血がある場合、1日あたり2mg程度の鉄を失ってしまいます。
成人男性で1日あたり約1mgの鉄分が、尿や汗として体外に出ていくとされているため、生理中の女性は鉄分不足に陥りやすくなります。
さらに、食べ物からの鉄分は吸収率が1割程度と低いため、鉄分の吸収率を高めるビタミンCを多く含む食品も一緒に食べるよう心がけましょう。
カルシウム不足の時には、 カルシウムの吸収を高めるビタミンD、鉄不足の時には、鉄の吸収を高めるビタミンCを一緒に摂ることがおすすめ です。
特にビタミンDは食事だけでなく、日光を浴びることで増やすことができるので、日中外に出てみるのも健康な体づくりの第一歩です。
豆類や海藻類、小魚類などはミネラルを豊富に含む理想的な食材です。
普段の食事にひと手間加えて、ミネラル不足を予防しましょう。
食事だけでミネラルを補うのが難しい方は、サプリメントで不足したミネラルを補いましょう。
1種類で複数のミネラルを摂取できるサプリメント もあるので、毎日手軽に栄養をプラスすることができます。
ミネラルは人間の体づくりや健康を保つために不可欠な栄養素ですが、体内で作られないので食事から摂取する必要があります。
コンビニ食品やインスタント食品で簡単に食事を済ませることができる便利な時代ですが、それは健康とかけ離れた食事になっていないでしょうか。
また、もしいま見過ごしている体の不調があれば、そのままにしておくと大きな病気になりかねません。
自分がミネラル不足かもと思ったら、まずは前回も紹介したミネラルを多く含む食品を意識して、毎日の食事に上手に取り入れることから始めましょう。
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